不動産投資の実践記録|買えなかった物件から始まった資産形成
前回は、買付を入れた2日後の休日に、第一地銀へ飛び込み相談した話を書きました。
第一地銀では、物件資料を出して1分ほどで「申し訳ありません」という反応でした。私の年収や勤務先、株式資産、配当収入といった属性確認まで進まず、いってみれば門前払いに近い感覚でした。
今回は、その15分後に第二地銀へ相談した時の話です。
第一地銀とは違い、第二地銀では応接室に通してもらい、物件のことだけでなく、私自身の仕事や運営方針についても話を聞いてもらえました。
テーブルに乗った嬉しさがあった一方で、保証料、自己資金、諸経費という現実的な資金負担の重さも感じる相談となりました。
本記事は私個人の体験談であり、特定の不動産購入や投資判断、融資利用をすすめるものではありません。
第一地銀の15分後、第二地銀へ向かった
第一地銀での相談は、想像以上に早く終わりました。
築古アパートは第一地銀では難しいだろう。そう予想していたとはいえ、実際に自分の物件資料を持って行き、1分ほどで難しい反応を受けると、やはり現実を突きつけられた感覚がありました。
ただ、その日はそこで終わりではありません。
第一地銀を出たあと、私はそのまま第二地銀へ向かいました。時間にして、わずか15分後です。
第一地銀と同様、第二地銀にもアポイントは取っていませんでした。午前中に飛び込みで相談できる金融機関を回り、午後からは事前にアポイントを取っていた信金さんへ相談に行く予定でした。
第一地銀では門前払いに近い反応。
次の第二地銀では、どこまで話を聞いてもらえるのか。
期待もありましたが、不安の方が大きかったと思います。
第二地銀では応接室に通してもらえた
第二地銀に入ると、お客さんは少なく、落ち着いた雰囲気でした。
窓口で、築古アパートの購入を検討していること、買付を入れていること、融資の相談をしたいことを伝えました。
すると、融資担当の中堅社員の方が対応してくれることになり、応接室に通してもらえました。
この時点で、第一地銀とは感覚が違いました。
第一地銀では、物件資料を奥に持って行かれ、すぐに難しい反応でした。
一方で第二地銀では、担当者さんと直接話ができる状況になりました。
もちろん、応接室に通されたからといって、融資が出るわけではありません。
それでも、少なくとも話を聞いてもらえる。自分の考えを伝えられる。
それだけでも、第一地銀の直後だった私には大きく感じました。
物件だけでなく、自分自身の話も聞いてもらえた
私は、物件資料を見せながら、今回の物件について説明しました。
地下鉄駅から徒歩圏内であること。土地値に近い価格に見えること。
築古で空室もあるため、購入後の運営には工夫が必要だと考えていること。
それに加えて、自分自身のことも伝えました。
会社員としての仕事。不動産に関わる仕事をしていること。
これまで株式投資を続けてきたこと。一定の株式資産や配当収入があること。
そして、不動産賃貸業としてどのように運営していきたいか。
第一地銀では、そもそも私の属性確認まで進みませんでした。
でも第二地銀では、物件の話だけでなく、私自身の仕事や考え方、運営方針まで聞いてもらえました。
この違いは大きかったです。金融機関によって、ここまで反応が違うのか。
わずか15分の間に、それをかなり強く感じました。
第一地銀で門前払いに近かった話も正直に伝えた
私は、第一地銀での反応も正直に伝えました。
朝一番で第一地銀へ行ったものの、物件資料を見た段階で難しい反応だったこと。
年収や勤務先、株式資産、配当収入といった属性確認まで進まなかったこと。
いってみれば、門前払いに近い感覚だったこと。それを隠しても仕方がないと思いました。
すると、第二地銀の担当者さんからは、力強い返事がありました。
「当行はそんなことないです」この一言は、かなり印象に残っています。
第一地銀では、物件の時点でほぼ終了。
でも第二地銀では、物件資料を見て、私自身の仕事や経験、不動産賃貸業への考え方まで聞いてもらえた。
この時点で、かなり救われた気持ちになりました。
もちろん、これは第一地銀が悪いという話ではありません。金融機関にはそれぞれ融資方針があり、得意な案件があります。
同じ物件でも、相談する金融機関によって反応はまったく違う。
そのことを、たった数十分の間に身をもって感じました。
フルローンに近い形を希望していると伝えた
私は、フルローンに近い形を希望していることも、単刀直入に伝えました。
遠回しに話しても仕方がないと思ったからです。
手元資金に大きな余裕がないこと。できるだけ株式資産を崩さずに購入したいこと。
購入後の空室対策や修繕に資金を残しておきたいこと。
そう考えると、物件価格部分はできるだけ融資で対応したい。
その思いを正直に伝えました。
築古アパートで、空室もある。しかも1棟目。
金融機関から見れば、簡単な案件ではなかったと思います。
それでも、担当者さんは話を聞いてくれました。
私の経験や知識、不動産賃貸業への考え方についても、ある程度理解してもらえた感覚がありました。
ここでも、第一地銀とはかなり違う印象を受けました。
保証協会付きなら可能性。でも保証料が重かった
フルローンに近い形を希望していることを伝えると、担当者さんからは、思っていたよりも前向きな反応がありました。
趣旨としては、「保証協会付きであれば大丈夫だと思います」というものでした。
この言葉を聞いた時、正直うれしかったです。
第一地銀では、そもそも属性確認まで進みませんでした。
それに対して第二地銀では、物件資料を見てもらい、自分自身の仕事や運営方針も聞いてもらい、そのうえで保証協会付きなら可能性があると言ってもらえた。
少なくとも、融資のテーブルには乗った。そう感じました。
ただ、喜んでばかりはいられませんでした。保証協会付きということは、保証料がかかります。
そして、その保証料だけで100万円を超える見込みでした。
これは、現預金に余裕がなかった私にとってかなり重い金額です。
さらに、保証料だけで済むわけではありません。一定の自己資金が必要になる可能性もあります。
加えて、購入時には登記費用、仲介手数料、火災保険、固定資産税精算金などの諸経費もかかります。
物件価格部分の融資に可能性が見えても、保証料、自己資金、諸経費を合わせて考えると、手元資金への負担はかなり大きい。
この時、私はそれを強く感じました。
前向きな言葉と、資金負担の現実
相談を終え、帰り際に私は担当者さんへ時間を取っていただいたお礼を伝えました。
アポなしでの訪問にも快く対応してくださったことへの感謝も言葉で伝えました。
すると担当者さんから、「ぜひ前向きに検討させてもらいます」
という言葉をかけていただきました。第一地銀では、物件資料の段階で難しい反応でした。
それを考えると、第二地銀でここまで話を聞いてもらえたこと、前向きな言葉をいただけたことは、本当にありがたかったです。
テーブルには乗った。可能性も見えた。でも、保証料100万円超。
さらに一定の自己資金が必要になる可能性。そこに諸経費もかかる。
これは、私がぼんやり考えていた融資のイメージとは大きく違うものでした。
融資が出る可能性があることと、実際に無理なく買えることは違う。
この相談で、その現実をかなり強く感じました。
前向きな言葉をいただけた嬉しさと、資金負担の重さ。
その両方を感じながら、第二地銀を後にしました。
第二地銀で感じたこと
第二地銀での相談は、第一地銀とはまったく違うものでした。
応接室に通してもらえた。物件だけでなく、自分自身の話も聞いてもらえた。
第一地銀で門前払いに近かったことを伝えると、「当行はそんなことないです」と言ってもらえた。
フルローンに近い形を希望していることに対しても、保証協会付きなら可能性があるという反応をもらえた。
帰り際には、「ぜひ前向きに検討させてもらいます」と声をかけてもらえた。
これは、間違いなく一歩前進でした。ただし、同時に資金面の現実も見えてきました。
不動産投資は、借りられるかどうかだけで決まるものではありません。
保証料、自己資金、諸経費、購入後の空室対策や修繕費。
それらを含めて、本当に運営できるかを考える必要があります。
第二地銀での相談は、可能性が見えた嬉しさと、資金負担の重さを同時に感じる時間でした。
次回へ
今回は、第一地銀の15分後に、第二地銀へ相談した時の話を書きました。
次回は、午後から事前にアポイントを取っていた信金さんへ相談した話を書いていきます。
第一地銀、第二地銀を回った後、いよいよメインの相談先へ伺います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※本記事は私個人の体験談であり、特定の不動産購入や投資判断、融資利用をすすめるものではありません。不動産投資には空室、修繕、金利上昇、価格下落、融資不承認などのリスクがあります。実際の投資判断や融資相談はご自身の状況に応じて慎重にご判断ください。



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