【ステーキ宮】お得なランチのはずが…フェア終了後も「ワイルドカットステーキ175g」をリピート注文してしまった投資家の末路

仙台グルメ
ワイルドカットステーキ175g デミグラスソース

こんにちは!仙台在住、日々「未来を切り拓くための挑戦」をリアルに発信している会社員投資家です。

「ステーキ宮」へ行ってきました。 お目当ては、以前食べて大満足だった「ワイルドカットステーキ増量フェア」。175gのステーキが125gと同じ料金でオーダーできる 神企画です♡

13時を過ぎていたので、美味しいお肉をガッツリお得にいただく気満々で店舗へ足を運んだのですが……ここでまさかの事態が。

なんと、楽しみにしていた増量フェアがすでに終了していたのです。

圧倒的な肉の誘惑。リーズナブルなランチから一転、選んだのは…

「それなら、お財布に優しいリーズナブルな定番ランチメニューから選ぼう」

そう思ってメニュー表を開いた私でしたが、ついつい何気なくグランドメニューの方をめくってしまい、彼と目が合ってしまったのです。

そう、フェアは終わったけれど通常メニューとして鎮座していた、「ワイルドカットステーキ 175g」

前回食べたときの、あのジューシーな赤身肉の旨み、噛みしめるたびにあふれる肉汁、そして鉄板の上で弾ける「濃厚なたれ」の香りが、脳裏にフラッシュバックしました。

「……すみません、ワイルドカットステーキの175gをレアで」

気づけば、リーズナブルなランチの文字を飛び越えて、本能のままに注文を終えていました。フェアが終わって通常価格に戻っている(=前回よりお得感は下がっている)と分かっていながら、前回の満足感と満腹感が忘れられず、肉の誘惑に完全敗北した瞬間です。

注文を終え、まずはステーキ宮の大きな強みである「スープバー」へ。

リーズナブルなランチで抑えようとした当初の計画から一転、175gのステーキを頼んでしまった高揚感を抱えつつ、まずはスープを堪能します。定番のコーンスープやにんじんスープなど、クオリティの高いスープが何杯でも楽しめるこのシステムは、競合他社チェーンと比較しても非常に強力な差別化ポイントだと感じます。

メインが来る前からすでに「あぁ、やっぱり宮を選んで良かった」と思わせてくれるこの満足感。顧客満足度(CS)の高さの理由を、身を以て体感する時間です。

やっぱり裏切らない!「デミグラスソース」と175gの存在感

運ばれてきた鉄板の上で、じゅうじゅうと音を立てるステーキ。スタッフの方が「デミグラスソース」を注いだ瞬間に立ち上る湯気だけで、ライスが1杯いけそうな気がします。

実際に口に運ぶと、やっぱりこのワイルドカットステーキは裏切りません。 ゴロゴロとした肉厚なカットは食べ応え抜群。赤身肉らしいヘルシーさとジューシーさのバランスが絶妙で、175gというボリュームも大人のランチにガツンと響く最高のサイズ感です。

お気に入りのスープバーを楽しみつつ、ライスもおかわり。気づけばあっという間に完食。「通常価格だろうが何だろうが、頼んで大正解だった」と、お腹も心も100%満たされていました。

【投資家目線①】企業の「リピート戦略」にまんまとハメられた話

さて、ここからは少し投資家(株主)としての真面目なお話。

今回、私はステーキ宮を運営する「アトム(7412)」のマーケティング戦略に、見事なまでに完全に乗っからされました。

企業側の視点で考えると、この一連の流れは「大成功」のパターンです。

  1. 「限定フェア(お得感)」というフックで新規・リピーターの来店を促す(前回の私)
  2. 実際に圧倒的な価値(美味しさ・満足度)を体験させる
  3. フェアが終わって通常価格(適正利益が出る状態)になっても、「あの味が忘れられない」と顧客に選ばせる(今回の私)

キャンペーンという「点」の施策を、しっかりと通常営業の利益という「線」に繋げている。この身を以て体感したリピートの仕組みの強さは、決算書を眺めているだけでは絶対に分からない「現場の生きた情報」です。

「お得じゃなくても、また食べたいと思わせる本物の価値がある」

身をもって体験させられました(笑)

【投資家目線②】四季報のデータと、現場で見た「行列」のファクト

ここまでアトムのマーケティング戦略を絶賛してきましたが、私は現在、同社の株を保有しているわけではありません。投資家として冷静に同社の足元の業績を眺めると、昨今の「食材費の高騰」がダイレクトに収益を圧迫しており、なかなか厳しい局面が続いているのが現状だからです。

しかし、最新の会社四季報などに目を向けると、外食産業の苦境の中でも興味深い動きが見えてきます。

  • すし事業(にぎりの徳兵衛など)が堅調に推移していること
  • ステーキ事業(ステーキ宮)は、積極的な販促によって「客数の回復」が見られること

実はこの「客数の回復」というファクト、私も身を以て体感したことがありました。

今年1月に人気番組『帰れま10』でステーキ宮が大きく放映された際、しばらく経った2月頃に「そういえばテレビでやってたな、久しぶりに行ってみるか」と店舗へ足を運んだのですが、そこには凄まじい大行列ができており、結局その日は入店を諦めざるを得なかったのです。放送から数ヶ月経って落ち着いてはおりますが、今回のワイルドカットステーキのような限定フェアといった「販促のフック」が、確実に客足を戻しているのは紛れもない事実です。

厳しいコスト高騰の壁を、こうした「客数を呼び戻すメディアの力」と、私が今回ハマってしまった「通常価格でもリピートさせる仕組み」でどう突破していくのか。四季報の文字データと、店舗で見るリアルな熱量を答え合わせしていくのは、一人の投資家として非常に面白い視点だなと感じています。

結論:もし投資するならアトムではなく、親会社の「コロワイド」か?

今回、ステーキ宮の現場を見て「客数の回復」や「リピート戦略の強さ」を肌で感じましたが、では実際にアトム(7412)の株を購入するかと言われれば、現在のところ私は「検討外」です。

やはり食材費高騰の直撃による収益圧迫は重く、何より「無配」である点が、財務健全な高配当・インカムゲインを大切にしたい私の投資スタンスとは合致しません。

もし、この「ステーキ宮」の魅力や優待価値をポートフォリオに組み込むのであれば、狙うべきは親会社である「コロワイド(7616)」だと考えています。

コロワイドの現状を分析すると、以下のような特徴があります。

  • 業績面: アトムに比べて好調に推移している
  • 株主優待: 500株以上の保有で、ステーキ宮をはじめとするグループ店舗で幅広く使える高額な優待ポイントがもらえる
  • 配当面: 直近の配当利回りは0.28%(※執筆時点)と決して高くはありませんが、アトムの無配に比べれば株主還元の姿勢が残っている

利回りだけで見れば主力の一流高配当株には及びませんが、業績の安定性と「外食を楽しむライフスタイル」としての優待価値をトータルで天秤にかけるなら、購入候補としては圧倒的にコロワイドに軍配が上がります。

まとめ:現場を歩き、誘惑に負け、投資の視点を磨く

「安く抑えようと思ったランチで、結局お肉の誘惑に負けて通常料金を支払ってしまった」という、一見するとお財布的には小さな敗北(笑)。

しかし、こうして実際に自分の足を運び、スープバーの満足感に浸り、通常価格でも「納得」して財布を開くプロセスを通じることで、四季報の文字データだけでは見えてこない「企業の底力」や「親会社・子会社のパワーバランス」を立体的に答え合わせすることができました。

投資も、ブログも、綺麗ごとだけではない「リアルな試行錯誤や失敗」のなかにこそ、次への確かな学びがあります。こうして現在進行形で視点をアップデートしていくプロセスこそが、未来を切り拓く軌跡になっていくのだと感じています。

厳しい環境が続く外食産業ですが、これからも一人の投資家として、リアルな現場の熱量を観察し続けていきます。

……さて、次こそは本当にリーズナブルな定番ランチに抑えられるのか。それともまた175gの肉塊にひれ伏すのか。私の次なる現場レポート(誘惑との戦い)にご期待ください!

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