長年、株式投資を続けていますが、今回初めてのことにチャレンジしました。
それが、
「単元未満株を買う」
ことです。
購入したのは、東京海上ホールディングス(8766)。
2026年9月8日に、SBI証券のS株を使って、
7株を1株7,930円で購入しました。
投資金額は、
55,510円。
なぜ中途半端な「7株」なのか。
理由は、東京海上HDが予定している1株→15株の株式分割です。
7株なら、
7株 × 15 = 105株。
分割後には単元株の100株を超えることになります。
しかも今回は株式分割と同時に、株主優待制度の新設も発表されました。
「それなら少額だし、やってみようかな」
そんな軽い気持ちで始めた、人生初のS株購入。
ところが実際にやってみると、
「えっ、いつもの買い方と全然違うの?」
と戸惑うことに。
そして結果は……
午前中より高いところで約定。
記念すべき単元未満株デビューは、早速含み損からのスタートとなりました(笑)。
今回は、なぜ東京海上HDを選んだのか、そして初めてSBI証券のS株を使って感じたことを書いてみたいと思います。
※この記事は私自身の投資記録です。特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。
なぜ今まで保険株を持っていなかったのか
私の株式投資は、高配当株や不動産関連株を中心に長期保有するスタイルです。
いろいろな業種の株を持っていますが、改めて自分のポートフォリオを見てみると、
保険業の銘柄を一つも持っていませんでした。
セクター分散という意味では、
「保険株も一つくらい欲しいな」
とは以前から思っていました。
ただ、なかなか買えなかった。
理由は単純です。
大手保険株がどこもかなり上がっていたから。
株価が上昇すると、当然ながら配当利回りも以前ほど魅力的には見えなくなります。
割安株、高配当株を探すことが好きな私としては、
「今から新規で入るには、ちょっと高いな」
という感覚がありました。
保険株を持っていないからといって、無理に買う必要はありません。
そのため、しばらく私の中では新規購入の選択肢に入っていませんでした。
きっかけは「15分割」と株主優待の新設
そんな中、東京海上HDが株式分割を行うという情報を知りました。
たしか、Xで誰かが投稿しているのを見たのがきっかけだったと思います。
「東京海上が15分割?」
ただ、内容を確認してみるとかなり思い切ったものでした。
東京海上HDは、2026年9月30日を基準日として1株を15株に分割し、10月1日に効力が発生する予定です。会社側は、投資単位を引き下げて投資しやすい環境を整え、投資家層を広げることを目的としています。
1株が15株。
これはかなり大きな分割です。
さらに同時に発表されたのが、
株主優待制度の新設。
分割後100株以上を3年以上継続保有した株主を対象に、初回7,500円相当、その翌年以降も条件を満たせば毎年2,500円相当の電子マネー等が贈られる予定です。初回基準日は2027年3月31日とされています。
もちろん、新しく100株買えばすぐ優待がもらえるわけではありません。
3年以上継続保有という条件付き。
むしろ私は、この条件も悪くないと思いました。
「これならNISAで長く持ってもいい」
今回、東京海上HDを買った一番の理由は、
セクター分散です。
保険業を一つも持っていなかった私にとって、ポートフォリオに新しい業種を加えられる。
そして、もともと大手保険株は上がってしまっていて、
「今さらまとまった金額を入れるのはなぁ……」
と思っていました。
そこへ今回、
15分割+優待新設。
いきなり大きな金額を入れるのではなく、
「5万円台なら試しに持ってみてもいいか」
と思えるようになりました。
そして今回はNISAで購入。
私の場合、NISAで買う銘柄は基本的に短期売買ではなく、5年、10年と長く持てるかを考えています。
東京海上HDなら、もちろん株式なので絶対はありませんが、
「5年、10年の長期で見れば、損失になる可能性は低いだろう」
と私は判断しました。
さらに3年以上保有が条件となる優待制度も、長期保有を前提とする私のスタイルとは相性がいい。
そして何より、分割によって今後100株単位でも買いやすくなる。
ここまで条件がそろって、
「だったら分割前に7株だけ買ってみよう」
となったわけです。
なぜ「7株」なのか?
これはとても単純です。
東京海上HDは1株を15株に分割します。
そこで、
7株 × 15 = 105株
となります。
つまり分割前に7株持っていれば、分割後は105株。
100株単位を超えます。
私の購入価格は1株7,930円なので、
7株 × 7,930円=55,510円。
5万円台なら、初めての単元未満株を試す金額としても大きくありません。
分割後に単純換算すると、取得単価は1株あたり約529円になります。
「これなら経験も兼ねてやってみよう」
そう考えました。
人生初の単元未満株。でも普通に買えない?
2026年9月8日。
東京海上HDの株価を見ていると、午前中は比較的安いところにいました。
そこで、
「今日7株買ってみよう」
とSBI証券の画面を開きます。
いつものように注文しようとしたのですが……
買えない。
「あれ?」
そこで初めて知りました。
SBI証券で100株未満を購入する場合は、通常の株式注文ではなく、
「S株」
から注文する必要があります。
長年株をやっていますが、S株を買ったことがありません。
人生初の単元未満株です。
そして最大の違和感。「指値できないの?」
さらに注文を進めていくと、もう一つ驚きました。
指値ができない。
SBI証券のS株は価格を指定することができず、成行注文となります。
これは私にとって結構な違和感でした。
というのも、私はこれまで株を買う時に、
成行で買ったことがほぼありません。
感覚的には、買い方の8割くらいが、
「ここまで下がったら買う」
という下値での指値注文。
残り2割くらいも、板を見ながら、
「この価格ならいい」
と思った売り板にぶつけて買う方法です。
つまり、
自分で価格をある程度コントロールして買う
のが、これまでのスタイル。
それなのに今回は、
値段を指定できない。
「マジかー」
と思いました(笑)。
午前中に注文しても、その場では買えない
さらにもう一つ。
S株は、注文した瞬間にその価格で約定するわけではありません。
私が注文した時間帯は午前の早い時間帯。
SBI証券では、この時間帯に出した東証銘柄のS株注文は、当日の後場始値で約定する仕組みになっています。
つまり、
午前中に株価を見て、
「今、安い!」
と思って注文しても、その価格で買えるわけではない。
午後12時30分の後場スタート時点の価格になります。
これも初めて知りました。
「えー……」
という感じです(笑)。
それでも「やってみよう」と思った
普段の私なら、
「自分で値段を決められないならやめておこうかな(今は安いが約定時に上がってしまう気がする)」
となっていたかもしれません。
ただ今回は7株。
見ていた時の単価は7,700円~7,800円ほど、投資額は5万円台です。
大きな金額ではありません。
そして最近、自分の中で意識していることがあります。
それが、
「小さなことでも、新しいことに挑戦してみる」
こと。
投資だけではありません。
仕事でも、副業でも、ブログでも、
「やったことがないからやらない」
ではなく、
「小さく試せるなら、とりあえずやってみる」
という考え方です。
S株も同じ。
5万円台なら、仮に少し高く買ってしまっても大きな問題ではありません。
むしろ、
単元未満株がどういう仕組みなのか、実際に一度経験してみよう。
そう思って注文しました。
案の定……株価が上がり始める(笑)
そして注文を出した後。
午前中は比較的安かった東京海上HDですが……
だんだん株価が上がり始めます。
「あれ?」
「これ、高いところで買うパターンじゃない?」
嫌な予感がします(笑)。
でもS株なので、すでに注文方法は決まっています。
そして午後。
約定価格を確認すると、
7株 @7,930円
……やっぱり(笑)。
午前中に見ていた価格よりだいぶ高いところで約定していました。
人生初のS株。
人生初に近い成行買い。
そして結果は、
高いところで約定。
なかなか見事なデビューです(笑)。
しかも、早速含み損
さらにその後、株価を確認すると……
早速、含み損。
初めてのS株購入は、
「買ったぞ!」
という達成感より、
「やっぱりこうなるのね(笑)」
というスタートになりました。
ただ、今回はほとんど気にしていません。
そもそも短期で利益を取るために買った株ではないからです。
5万円台で保険セクターをポートフォリオに加えられた。
初めてS株の仕組みを経験できた。
分割後には105株になる予定。
それだけでも、今回買った意味は十分あったと思っています。
S株を実際に使って初めて分かったこと
単元未満株という仕組み自体は、もちろん以前から知っていました。
でも、
「知っている」と「実際に使ってみる」は全然違う。
今回初めてSBI証券のS株を使って、
「注文画面が違うんだ」
「指値できないんだ」
「注文した瞬間には買えないんだ」
「午前中に注文すると後場始値なんだ」
と、実際に経験して初めて理解できたことがいくつもありました。
SBI証券のS株は東証銘柄なら1株から売買でき、インターネット取引の売買手数料は無料です。注文時間によって前場始値、後場始値、後場終値など約定タイミングが決まります。
少額から銘柄を分散したい人には、確かに便利な仕組みですね。
ただし私のように、
「この価格で買いたい!」
という指値派には、最初はかなり違和感があると思います(笑)。
東京海上HDは分割後105株へ
今回購入した東京海上HDは7株。
予定通り株式分割が実施されれば、
7株 → 105株
になります。
分割したから資産価値そのものが増えるわけではありません。
株数が15倍になる代わりに、理論上は1株あたりの株価も15分の1になります。
ただ、私にとって大きいのは、
100株単位で買いやすい価格になること。
これまで東京海上HDを100株買おうとすると、かなり大きな資金が必要でした。
今回の15分割は、東京海上HD自身も投資単位を引き下げ、より多くの投資家が買いやすくすることを目的としていると説明しています。
今後、
「少し下がったら追加しようかな」
という選択肢も取りやすくなります。
というか、NISAで購入しているので、含み損になればナンピンする可能性が高いです(笑)
今期の成長投資枠は残り43,000円ほどですので、来期の枠が復活したら株数を増やしているかもしれません💦
株主優待は「長期保有」が前提
今回、購入を後押しした一つが優待新設ですが、ここは注意が必要です。
分割後100株持っていれば、すぐに優待がもらえる制度ではありません。
100株以上を3年以上継続保有すること
が基本条件です。
初回は7,500円相当の電子マネー等、その後も100株以上を継続保有すれば毎年2,500円相当が予定されています。継続保有期間は3月末と9月末の株主名簿を使って判定されます。
なので私も、
「105株になったから優待ゲット!」
という話ではありません(笑)。
ここから長く保有して、条件を満たしていく必要があります。
でも私自身、もともとNISAでは5年、10年単位の保有を考えています。
そういう意味では、
「3年以上持ってくれた株主に優待」
という東京海上HDの考え方は、私の投資スタイルとも合っています。
今回の買付記録
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | 東京海上ホールディングス |
| 証券コード | 8766 |
| 購入日 | 2026年9月8日 |
| 口座 | SBI証券・NISA |
| 購入方法 | S株(単元未満株) |
| 購入株数 | 7株 |
| 購入単価 | 7,930円 |
| 投資額 | 55,510円 |
| 分割比率 | 1株→15株 |
| 分割後予定株数 | 105株 |
| 投資目的 | セクター分散・長期保有・優待 |
まとめ|早速含み損。でも初S株はいい経験になった
今回、初めて東京海上HDを購入しました。
一番の目的は、
保険業をポートフォリオに加えること。
これまで保険株を持っていなかった一方、大手各社の株価はかなり上昇しており、新しくまとまった金額を投資する気にはなれませんでした。
そんなタイミングで、
15分割+株主優待新設。
「5万円台なら買ってみてもいい」
と思えたことが、今回の購入につながりました。
そして人生初の単元未満株。
SBI証券のS株を使ってみると、いつもの100株購入とはかなり勝手が違いました。
指値ができない。
午前中に注文しても、その場で約定しない。
そして、
午前中は安かったのに、午後になったら上がって高値で約定(笑)。
さらに、
早速含み損。
なかなか私らしいスタートになりました。
でも、これはこれでOKです。
今回は短期勝負ではありません。
NISAで5年、10年と長く持つつもりで購入しています。
もちろん株式投資なので絶対に利益が出る保証はありませんが、私自身は東京海上HDについて、長期保有を前提にすれば十分勝負できる銘柄だと判断しました。
そして何より、
「やったことがないからやらない」ではなく、小さな金額で一度やってみる。
初めてS株を使ったことで、また一つ経験が増えました。
分割後は105株。
これから東京海上HDがどんな成長を見せてくれるのか。
優待を受け取れるくらい長く付き合える銘柄になればいいなと思っています。
それにしても――。
初S株くらい、気持ちよく含み益からスタートさせてくれてもよかったんですけどね(笑)。
今後も経過を見ていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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