リョータの投資カルテ VOL.8【配当・優待】ファーストコーポレーション(1430)|927円で500株購入した理由

【配当・優待】ファーストコーポレーション(1430) 資産形成

こんにちは、リョータです。

今回の「リョータの投資カルテ」は、ファーストコーポレーション(1430)です。

先日、ファーストコーポレーションから配当金が入りました。

保有株数は500株。1株当たりの配当金は48円。

今回の配当金額は、48円 × 500株=24,000円となりました。

私の取得単価は927円。500株なので投資額は、463,500円。

取得価格に対する配当利回りを計算すると、約5.18%です。

ただ、私がファーストコーポレーションを購入した理由は、

「高配当だから」だけではありません。

業績。配当性向。株価水準。株主優待。そして、自分のポートフォリオとのバランス。

それらを総合して、「この条件で927円なら、中長期ではそう簡単には負けないだろう」

と判断して購入しました。今回も自分なりに診断していきます。


今回の患者さん|ファーストコーポレーション(1430)

ファーストコーポレーションは、首都圏を中心にマンション建設を手掛ける総合建設会社です。

特徴の一つが、土地情報を取得し、マンションデベロッパーへ企画提案を行い、その後の建設受注につなげる独自の「造注方式」。

建設だけではなく、不動産事業も展開しています。

私自身、不動産関連企業への投資は以前から好きですが、今回注目したのはむしろ、

「建設会社としてのファーストコーポレーション」でした。


★リョータの評価

診断項目評価
割安度★★★★★
配当★★★★★
業績★★★★☆
株主優待★★★★☆
財務★★★☆☆
成長期待★★★★☆
総合評価★★★★☆ 4.5

診断

高配当・低PER・優待付き。中長期でじっくり付き合いたい割安建設株。

処方箋

500株ホールド継続。

配当を受け取りながら業績と財務を確認し、株主優待も楽しみに待ちます。


購入理由① ポートフォリオに少なかった「建設業」

私の保有銘柄には、不動産関連企業が比較的多くあります。

一方で、建設業をメインとする銘柄は、それほど多くありませんでした。

ポートフォリオを考えると、少し違う業種も加えたい。

そんな中で目に留まったのがファーストコーポレーションです。本業は建設。

ただし、不動産事業も行っています。全く知らない業界に投資するというより、

自分にも比較的理解しやすい不動産と、その周辺にある建設業。

私にとって取り組みやすい銘柄でした。ポートフォリオの業種分散にもなる。

これが一つ目の購入理由です。


購入理由② 配当・業績・配当性向の割に安く感じた

もちろん、「建設株を持っていなかったから」という理由だけで買ったわけではありません。

一番魅力を感じたのは、配当・業績・配当性向と株価のバランスでした。

数字を確認していくと、「これ、結構割安なんじゃない?」と感じました。

またいつもの、「優良割安株欲しい病」が発症です(笑)。

高配当株でも、利益の大部分を配当に回している会社には少し慎重になります。

ところがファーストコーポレーションの株主還元方針は、

連結配当性向30%を下限。2026年5月期の配当は1株48円。配当性向も約30%の水準です。

つまり、利益をかなり無理して配当に回しているわけではない。

それでいて、私の取得単価927円では配当利回り5%超。このバランスは魅力的でした。


購入理由③ QUOカード優待も欲しかった

そしてもう一つ。私の好きな、株主優待。

ファーストコーポレーションでは、500株以上を1年以上継続保有する株主を対象にQUOカード優待があります。

500株以上1,000株未満の場合は、

1年以上3年未満:QUOカード2,000円分

3年以上:QUOカード3,000円分です。

どうせ中長期で保有するのであれば、100株ではなく、最初から優待条件となる500株まで買おう。

そう考えました。これが500株購入した理由です。


927円で500株購入|今回はいつもより少し強気に

私は株主優待銘柄を購入するとき、権利前に無理して買うより、

権利落ち後に株価が下がったところを狙うことが多いです。

少しでも安く買いたい。私の好きな、バーゲンハンター作戦です。

ただ、ファーストコーポレーションでは少し違う判断をしました。

理由は、株主優待の「1年以上継続保有」という条件。

翌年の優待を狙うのであれば、今回の11月末から500株を保有しておきたい。

しかも、権利時期にもかかわらず株価は低い水準にありました。

利益確定売りなどもあるのではと見ながら、

「927円なら、このタイミングで買っても高値掴みにはなりにくいだろう」と判断しました。

普段なら権利落ちを待つ場面。でも今回は少し強気に、500株を927円で購入しました。


「取得日11月28日」の謎が今回解けた

ここで一つ、今回の記事を書く中で整理できたことがあります。

GMOクリック証券の記録を見ると、取得日:2025年11月28日と表示されています。

私自身も、「11月末の権利を狙って購入した」という記憶がはっきり残っていました。

ところが、2025年11月の権利付き最終日は、11月26日。

そして株式は、約定日の2営業日後に受渡しとなります。

さらに当時の株価を確認すると、11月26日は927円で約定可能な値動きでした。

つまり私の場合、

2025年11月26日 500株を927円で約定

↓

2025年11月28日 受渡し(GMOクリック証券上の取得日)ということになります。

これで、私の記憶とGMOクリック証券の「11月28日」という表示がつながりました。

株を長くやっていますが、改めて確認するとこういうところも意外とややこしいですね。


2026年11月から初優待の対象になる見込み

この約定日が重要なのは、株主優待の継続保有条件に関係するからです。

ファーストコーポレーションの「1年以上継続保有」は、単純に購入から365日経過すればいいというものではありません。

5月末・11月末の株主名簿に、同一株主番号で3回以上連続して記録されることが条件です。

私の場合、このまま500株を継続保有すると、

基準日株主名簿への記録
2025年11月末1回目
2026年5月末2回目
2026年11月末3回目

となります。

つまり、2026年11月末で1年以上の条件をクリアする見込み。

500株なので、初めてのQUOカード2,000円分が楽しみになってきました。

※優待制度が継続し、同一株主番号で500株以上を保有し続けていることが前提です。


取得情報

購入内容を整理します。

項目内容
銘柄ファーストコーポレーション
証券コード1430
約定日2025年11月26日
GMO上の取得日2025年11月28日
保有株数500株
取得単価927円
投資額463,500円
投資目的配当+優待+中長期保有
初優待2026年11月から対象見込み

最初から短期売買をするつもりではありませんでした。

購入時の判断は、「この条件なら、中長期ではそう簡単には負けないだろう」でした。


配当診断|500株で24,000円

そして今回届いた配当金計算書です。

1株当たりの配当金は、48円。500株なので、配当金24,000円です。

取得総額463,500円に対する配当利回りは、約5.18%となります。

高配当株が好きな私としては、十分満足できる水準です。

さらに2027年5月期は、1株51円への増配予想。

配当推移を見ると、

2025年5月期 42円
↓
2026年5月期 48円
↓
2027年5月期 51円予想

となっています。

51円の配当が実現すると、51円 × 500株=25,500円。

私の取得単価927円に対する予想配当利回りは、約5.50%です。なかなかいい。


QUOカードまで含めると?

さらに2026年11月に優待条件を満たし、現在の制度が継続していれば、

QUOカード2,000円分が加わります。

仮に年間配当51円が実現すると、

配当25,500円
+QUOカード2,000円
=27,500円相当
です。

取得額463,500円に対すると、約5.9%相当。

さらに3年以上保有すれば、500株の場合はQUOカードが3,000円分になります。

もちろん配当も優待も将来変更される可能性があります。

それでも、配当をもらいながら優待まで待てる。こういう銘柄は私の好みです。


業績診断|減収でも利益は伸びた

次に業績を見ていきます。2026年5月期は、

2025年5月期2026年5月期
売上高431.94億円364.17億円
営業利益25.79億円28.96億円
経常利益24.78億円26.89億円
純利益16.69億円18.82億円

となりました。売上高は減収。ただし、営業利益・経常利益・純利益はすべて増益。

売上だけを見ると少し心配になりますが、利益はしっかり残せています。

私は売上高の大きさだけではなく、「最終的にどれだけ利益を残しているか」を重視しています。

その意味では悪くありません。


購入理由だった「建設事業」が好調

そして個人的に注目しているのが、建設事業。

私がファーストコーポレーションを購入した理由の一つは、

ポートフォリオに少なかった建設業を加えたいということでした。

その建設事業が利益を伸ばしています。

一方、不動産事業は案件によって売上が大きく動きます。建設と不動産。

両方を行う企業だからこそ、単年度の売上だけではなく、どの事業が利益を稼いでいるのか

をこれからも確認していきたいと思っています。


2027年5月期も増収増益予想

2027年5月期について会社は、

★2026年5月期実績2027年5月期予想
売上高364.17億円440億円
営業利益28.96億円35億円
経常利益26.89億円30億円
純利益18.82億円20.70億円

を予想しています。増収。増益。そして、48円から51円へ増配予想。

私の好きな、増益+増配の形です。もちろん会社予想通りにいくとは限りません。

それでも現時点では、購入時の投資シナリオを崩すような数字ではありません。


財務診断|ここは少し注意

良いところばかりではありません。

建設だけではなく不動産事業も行っているため、土地や販売用不動産の取得には資金が必要です。

そのため私は今後、

  • 自己資本比率
  • 有利子負債
  • 販売用不動産
  • 営業キャッシュフロー
  • 建設受注

このあたりを継続して確認していきます。借入が増えること自体が悪いとは思いません。

重要なのは、「借りたお金が、将来きちんと利益になって戻ってくるか」です。

このあたりは不動産投資にも少し似ていますね。

だから財務評価は、

★★★☆☆

としました。


現在情報|927円での購入は今のところ悪くない

2026年8月27日の終値は、1,042円。

私の取得単価927円と比べると、+115円。

500株なので、含み益は+57,500円。

さらに今回、24,000円の配当を受け取っています。

もちろん含み益は株価次第で変わります。

なので、「もう81,500円儲かった」という見方はしていません。

むしろ重要なのは、購入時に考えていたシナリオが崩れていないこと。です。

業績は増益。配当も増配。そして株価も取得価格を上回っている。最初の診察としては十分です。


PER6倍前後なら、まだ割高には感じない

株価は927円から1,000円台へ上昇しました。

それでも、2027年5月期は増益予想。配当は51円予想。PERも低い水準です。

私としては、「これでも、まだそれほど割高ではないのでは?」という感覚があります。

とはいえ、ここから追加でどんどん買うかは別の話。

すでに、優待条件となる500株を保有しています。

今は無理に追いかける必要はありません。

配当をもらいながら、じっくり待つ。これで十分です。


リョータの投資判断|500株ホールド継続

現在の判断は、500株ホールド継続です。

購入時に魅力を感じたのは、ポートフォリオに少なかった建設業。

不動産事業も手掛けていて事業を理解しやすいこと。

そして、配当・業績・配当性向に対して株価が割安に見えたこと。

取得単価927円に対する配当利回りは約5.18%。

今期は48円の配当を受け取り、来期は51円への増配も予想されています。

さらに500株を継続保有することで、QUOカード優待も狙えます。

私はこの銘柄に、短期間で株価が2倍になるような期待をして買ったわけではありません。

購入時の判断は、「この条件なら、中長期ではそう簡単には負けないだろう」でした。

株価が思うように上がらなくても、配当をもらいながら待てる。

業績が伸びれば、増配を期待できる。長く持てば、株主優待もある。派手ではありません。

でも、こういう投資が私は好きです。今のところ、そのシナリオは崩れていません。


まとめ|初配当24,000円、500株ホールド継続

ファーストコーポレーションを、927円で500株購入。

投資額は、463,500円。そして今回、24,000円の配当金を受け取りました。

取得価格に対する配当利回りは約5.18%。2027年5月期の51円配当予想なら、

取得利回り約5.50%。

まだ購入から1年も経っていません。

この投資が本当に成功だったと判断するには、まだ早いでしょう。

それでも、最初の診察結果は良好。次は2026年11月の初優待を楽しみにしながら、

500株を継続保有していきます。


今回の診断結果

★★★★☆ 4.5

診断

高配当・低PER・優待付き。中長期でじっくり付き合いたい割安建設株。

処方箋

500株ホールド継続。配当をもらいながら業績を観察し、初優待を待つ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


※本記事は私自身の投資記録であり、特定銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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