リョータの投資カルテ VOL.7【株主優待】Jトラスト(8508)|含み損で放置したプロスペクト株が、約10年後に別の会社になっていた

資産形成

先日、Jトラスト(8508)から株主優待が届きました。

入っていたのは、レジーナクリニック、フレイアクリニック、エトワールレジーナクリニック、DSクリニックで使える20%OFF券。

Jトラストの株主優待
Jトラストの株主優待

ただ、正直に言うと、「これ、何の優待なんだろう?」という状態でした。

そしてSBI証券を見ると、私はJトラストを210株保有しています。

ここで、さらに疑問が。「そもそもJトラストって、自分で買ったっけ?」買った記憶がありません。

そこで昔の記録をたどってみると、ようやく思い出しました。

元をたどると、プロスペクト(3528)でした。


★評価

★★★☆☆ 3.0/5

今回は現在のJトラストそのものというより、約10年前から続く一つの投資記録としての評価です。

成功した投資とは言えません。現在も含み損。

ただ、昔の自分がどんな考えで株を買っていたのかを振り返るには、かなり面白い一銘柄でした。


診断|株に慣れてきた頃、少し危ない株も触ってみたかった

購入したのは、おそらく2016年前後。当時は株式投資にも少し慣れてきて、

「仕手株っぽい低位株も一度触ってみたい」という気持ちがありました。

そこで目についたのがプロスペクトです。

当時は「プロパスト」という名前の似た不動産株もあり、

「プロスペクトとプロパスト、ややこしいな」と思いながら見ていた記憶があります。

プロスペクトは数十円台の低位株。いかにもボロ株っぽい価格でした。

それでも完全な勢いだけではなく、「株価は安いけど、財務は意外と悪くない」

という点は確認していたと思います。今振り返れば、買い方自体はかなり軽かったです。


取得情報|5,000株、58~59円前後だった記憶

古い取引報告書までは確認できなかったため、ここは記憶ベースです。

購入したのは、

  • プロスペクト(3528)
  • 5,000株
  • 58~59円前後
  • 投資額30万円弱

だったと思います。

58円なら29万円。59円なら29万5,000円。当時の感覚としても、「30万円までは使っていない」

という記憶なので、このあたりがかなり近そうです。今ならもっと調べてから買います。

でも当時は、「このくらいなら買ってみるか」くらいの勢いでした。


そして含み損。放置。忘れる。

買った後は、思ったようにはいきませんでした。

含み損が続き、そのうち株価を見る回数も減っていきました。

そして最後には、持っていること自体をほとんど忘れていました。

長期投資を貫いたわけではありません。

含み損でどうでもよくなって、そのまま放置していただけです(笑)。


プロスペクト5,000株はどうなった?

その後、プロスペクトはミライノベートへ商号変更。

さらに2021年10月には10株を1株にする株式併合が行われました。

そのため、

プロスペクト5,000株
↓
ミライノベート500株

となります。

そして2023年2月、ミライノベートはJトラストに吸収合併されました。

交換比率は、ミライノベート1株 → Jトラスト0.42株 だったため、

500株 × 0.42 = Jトラスト210株 となります。

SBI証券にも2023年2月1日付で、200株+10株=210株 と表示されています。

ここまでたどって、ようやく、「ああ、昔買ったプロスペクトだったのか」とつながりました。


現在情報|まだ約11万円の含み損

現在のSBI証券では、

  • 保有株数:210株
  • 取得単価:1,429円
  • 現在値:895円
  • 評価損益:▲112,140円

となっています。まだマイナスです(笑)。

ただ、一時期はさらに厳しく、株価300円台では含み損が約23万円まで膨らんでいた計算になります。

そこからここ1年ほどでかなり戻ってきました。


優待|今回届いたのは20%OFF券4枚

今回届いたのは、対象クリニックで利用できる20%OFF券です。

  • レジーナクリニック
  • フレイアクリニック
  • エトワールレジーナクリニック
  • DSクリニック

有効期間は、2026年10月1日~2027年9月30日 となっています。

仙台にもレジーナクリニックがあるので、使える機会はありそうです。

さらにJトラストは2026年6月、100株以上保有する株主を対象に、

最大1万円相当のデジタルギフト を贈る特別株主優待も発表しました。

楽天ポイントやPayPayマネーライト、Amazonギフトカードなどに交換できる内容です。

これはインパクトがあります。実際、発表後は株価が大きく反応しました。

最近の株価上昇には、この特別優待の影響もかなりあったと思います。

ただし、その後は自己株式取得も発表されているため、上昇理由を優待だけで説明するのは違うと考えています。


財務|勢いで買った中では、ここが救いだった

今回振り返って一番感じたのは、「よく考えず勢いで買うと、こうなるよね」

ということです。

約10年含み損を抱えることになるとは、買った時にはもちろん思っていませんでした。

ただ、唯一よかったのは、財務をまったく見ずに買ったわけではなかったこと。

低位株ではありましたが、「財務は意外と悪くない」という点は確認していました。

結果として会社は消滅せず、株式併合や商号変更、吸収合併を経て、現在のJトラスト株まで残っています。

もちろん、財務が良ければ勢いで買っていい という意味ではありません。

ただ今回に限って言えば、最低限そこを見ていたことは救いだったと思います。


業績|今では全く別の会社

現在のJトラストは、私が約10年前に買ったプロスペクトとはほぼ別の会社です。

国内だけでなく、韓国や東南アジアなどでも金融事業を展開しています。

さらに2026年は、

  • 特別株主優待
  • 自己株式取得

など、株主還元策も目立っています。

昔のプロスペクトを買った時とは、会社の中身も株主還元も全く違います。


投資判断|今のところ保有継続

現在も約11万円の含み損ですが、今のところ売却は考えていません。

ここまで長く付き合ってきたので、

この株が最終的にどうなるのか、もう少し見てみたいという気持ちがあります。

もちろん、含み損だから売らないという考え方は良くありません。

ただ、最近は株主還元策も出ており、株価も以前より戻ってきました。

取得単価1,429円まではまだ距離があります。

それでも、一時は約23万円あった含み損が現在は約11万円。

少しずつ出口が見えてきたような気もします。


約10年前の投資を振り返って

プロスペクトを買った頃の私は、今よりずっと軽い気持ちで株を買っていました。

株に慣れてきて、「ちょっと面白そうだから買ってみよう」そんな投資もしていました。

その結果、約10年含み損。そして会社名まで変わりました。

でも今回、昔の投資をたどってみて改めて思いました。

勢いだけで買わない。
それでも買うなら、最低限財務は見る。

今では当たり前にやっていることですが、昔の自分はまだそこまで徹底できていませんでした。

約10年前に買ったプロスペクト5,000株。

今はJトラスト210株。 そして、まだ約11万円の含み損です(笑)。

この投資は、まだ続いています。

いつかプラスになったら、また続きを書きたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

※本記事は筆者自身の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。

投資を基礎から学び直したい方へ

今回昔の投資を振り返って、「株に慣れてきた時ほど基本が大事」だと改めて感じました。これから株式投資を始める方や、投資判断の基本を整理したい方は、書籍で一度基礎を学んでおくのもおすすめです。

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