【書評】ビジネス書グランプリ2026受賞!『億までの人 億からの人』(田中渓・著)に学ぶ、一生困らない富裕層マインド

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マインドセットを高めるおすすめのビジネス書

こんにちは、ネクストイノベーション公式ブログ編集部です。

今回は、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2026」で見事に総合グランプリ&経済・マネー部門賞をダブル受賞し、大きな話題を呼んでいる一冊、『億までの人 億からの人』(田中渓・著、徳間書店)の読書レビューをお届けします。

「一生懸命に働いているのに、なぜか資産が増えない」 「単なる投資テクニックではなく、本当の富裕層の考え方を知りたい」

そんな風に感じているビジネスパーソンや、これから自身の事業・資産形成を加速させていきたい方に、まさに今読んでほしいバイブルです。

『億までの人 億からの人』とは?(概要)

著者の田中渓さんは、ゴールドマン・サックスに17年間勤め、総額4,000億円(企業価値ベースで1.2兆円超)もの投資プロジェクトに携わってきた超一流の投資家です。

本書は、よくある「特定の株を買いなさい」といった具体的な投資術の指南書ではありません。著者が世界のトップ資産家や「兆円」規模の富豪たちと協業する中で学んだ、「富裕層の哲学、思考、時間や人間関係の築き方」を明かしたマインドシフトの本です。

タイトルにある通り、資産1億円に到達するまでの「億まで」のフェーズと、それを維持・拡大する「億から」のフェーズにおけるリアルな生態系の違いが、元GSの視点から説得力たっぷりに描かれています。

私が特に響いた!3つの富裕層マインド

本書には数多くの金言が散りばめられていますが、特にWEB事業の運営や長期の資産形成において「絶対に外せない」と感じたポイントを3つに絞ってご紹介します。

1. 給与以外の収入がゼロであることの「本当のリスク」

本書では、「労働の切り売り」だけで終わり、給与以外の収入源を持たないことがどれほどリスクであるかが語られています。自分自身のビジネス(仕組み)を持つことや、お金に働いてもらう仕組みを整える重要性を、改めて強く実感させられます。

とはいえ、会社員の方に関しては「会社にバレるのが怖い」「やりたいけれど何から始めたらいいか分からない」という方が多いのも事実ですし、何より過去の私がまさにそうでした。

そんな私がここ数年でようやくその状態を抜け出せたのは、約6年前、親しい友人と食事をしていた時の些細な会話がきっかけでした。 友人が「メルカリで、子ども用の履き古したボロボロのニューバランスとかが、結構高くすぐに売れるんだよ」と教えてくれたのです。

当時の私は、30代から始めていた株式投資による収入こそありましたが、いわゆる「副業」的なビジネスの経験はほとんどありませんでした。メルカリにも興味がなく、触ったことすらありませんでしたが、「試しに」とやってみたところ、すぐに面白いように結果が出たのです。

最初は不要になった書籍300円からスタートし、いらなくなったノベルティーのライター444円、サイズがイマイチだったワイシャツ3,999円……と徐々にステップアップしていきました。

さらに、学生時代にコレクションしていたVANSのスリッポン(中古で加水分解しているもの)が10,000円で売れ、最終的には、20年前に60,000円で購入してボロボロになったブランドもののベストが、なんと購入時を上回る75,000円で売れたのです。これには本当に驚きましたし、売上金はみるみる増えていきました。

数百円のスモールステップから始まったこの「メルカリ」での強烈な成功体験こそが、「自分で稼ぐ」という自信になり、今の様々な事業への挑戦に繋がっていると確信しています。

2. 「緊急性が低く、重要度が高いこと」へ時間を投資する

とんでもなく稼ぐ人ほど、目先の忙しさに追われるのではなく、将来の大きなレバレッジに繋がる「学び」や「健康メンテナンス」に時間を割いています。

「明日死ぬと思って生き、永遠に生きると思って学ぶ」というマインドは、全ビジネスパーソンが取り入れるべき習慣です。

実は私自身、22歳で新卒として上場会社(消費者金融)に入社して以降、営業として何度か転職を経験しながら、30代まではとにかく目先の仕事、数字をつくることに100%集中し、無我夢中で走り続けてきました。当時は、ただ数字をあげて給料・お金を稼ぐことしか頭になく、こうした「長期的な投資マインド」は全く頭にありませんでした。

しかし、ちょうど40歳を過ぎたあたりから心境に変化が訪れます。

当時、小学校低学年だった可愛盛りの娘からかけられた、**「パパ、長生きしてね」**という一言。これが私の胸に深く突き刺さり、長年吸っていたタバコをキッパリとやめました。

これを機に健康管理に気を配るようになり、目先のことだけでなく、5年、10年先を見据えて日々行動することの重要性に気づき、今ではそれを実生活で実践しています。

富裕層のマインドに追いつくには「少し遅いスタートだったのかな」と思うこともありますが、それまで泥臭く必死に走り続けてきたからこそ、この言葉の本当の重みに気づくことができたのだと捉えています(笑)。

3. 「攻め」と「守り」の最適バランス

資産を築くステージ(億まで)では推進力が必要ですが、そこから先は「守り(固定費や税のコントロール、人間関係の築き方)」の哲学が不可欠になります。この2つのバランスを正しく理解することが、真の豊かさへの近道だと教えてくれます。

どんな人におすすめ?

  • これから新しく起業・副業・WEB事業を軌道に乗せたい方
  • 一歩一歩、確実な金融リテラシーと富裕層の思考法を身につけたい方
  • 投資テクニック以前の「お金と時間の正しい哲学」を学びたい方

まとめ:自分のマインドを次のステージへ

『億までの人 億からの人』は、私たちが当たり前だと思っている常識を心地よく壊し、次のステージへ進むための「思考の地図」を授けてくれる一冊です。

「人は想像できない人間にはなれない」からこそ、まずはこの本を通じて超富裕層の当たり前を自分にインストールしてみてはいかがでしょうか。

実は、私は著者の田中渓さんの大ファンであり、フォロワーの一人でもあります。

ご存じの方も多いかもしれませんが、田中さんの毎朝のルーティンは凄まじいの一言です。毎朝3時45分に起床し、25キロのランニング、または60〜70キロのサイクリング、あるいは9,000メートルのスイムのいずれかを毎日欠かさず実践されているのです。

せいぜい週に2〜3回、1時間かけて8キロを走るのがやっとの私からすれば、3倍以上の負荷を休みなく続けている計算になります。「このペースで追いかけたら、追いつくまでにあと40年はかかるな……」なんて弱音が頭をよぎることもあります(笑)。

――と、冗談を言っている場合ではありません。

確かに田中さんは桁外れにすごい方ですが、私たちと同じ「人間」です。 何から何まで完璧に真似をする必要はありません。大切なのは、あの圧倒的なマインドの中から「自分にできること・できそうなこと」を実直に取り入れ、自分自身の得意分野や強みに特化して尖らせていくこと。

そうやって自分なりの一歩を積み重ねていけば、少しずつ、しかし確実に結果はついてくる――。本書を読み込み、日々の行動に落とし込んでいく中で、今そんな確かな手応えを感じています。

現状維持を抜け出し、人生やビジネスに新しいイノベーションを起こしたい方に、自信を持っておすすめします!

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