不動産投資の実践記録|買えなかった物件から始まった資産形成
こんにちは、会社員大家のリョータです。
現在、私は会社員として働きながら、株式投資と1棟アパートの賃貸経営に取り組んでいます。
しかし、最初から不動産を購入できたわけではありません。今でも時々「あの時、買っていれば……」と思い出す物件があります。
今回は、私が初めて本格的に購入を検討した、400万円程度の区分マンションについて書いていきます。
2018年、400万円の区分マンションとの出会い
2018年頃、以前から親しくしていた不動産売買の担当者さんから、一般公開前の物件情報をいただきました。
紹介されたのは、仙台市内にある2LDKの区分マンションです。
室内は原状回復前で、正直なところ、かなり汚れていました。そのまま入居者を募集できる状態ではなく、購入後にはリフォームが必要な物件です。
ただし、価格は現況で400万円程度。
売主さん側にも早めに手放したい事情があったようで、当時の相場と比べても安い価格だったと記憶しています。
以前から不動産投資に興味を持っていた私にとって、これは自分が実際に購入できるかもしれない物件でした。
会社員としての給与や株式の配当だけでなく、不動産から家賃収入を得る。そんな資産形成を始めるチャンスが、目の前に現れたのです。
買いたい。でも、怖くて決断できなかった
物件の価格には魅力を感じていましたが、実際に購入を考え始めると、さまざまな不安が出てきました。
室内を貸せる状態にするまで、リフォーム費用はいくらかかるのか。きれいにしても入居者が決まらなかったらどうするのか。区分マンションですから、空室でも管理費や修繕積立金は発生します。
さらに、賃貸経営がうまくいかなかった場合、本当に売却できるのかという心配もありました。
当時の私は不動産投資の経験がなく、こうしたリスクを具体的な数字で検討することができませんでした。
そして、もう一つ大きな問題がありました。
私は会社員として働きながら高配当株を中心に資産形成を進めており、資産の多くを株式で保有していました。手元の現金にはあまり余裕がなく、このマンションを購入するには、保有株の一部を売却する必要があると考えていたのです。
株を売って不動産を買うのか。それとも、これまで続けてきた株式投資を優先するのか。
結局、私は購入を決断できませんでした。
別の業者さんが購入し、600万円以上で売却
その後、私が購入を見送ったマンションは、別の不動産業者さんが購入したそうです。
後から聞いた話では、100万円程度のリフォームを行い、600万円以上で売却されたとのことでした。
400万円程度で購入し、100万円程度のリフォームを行ったとすれば、売却価格との差額は100万円以上になります。もちろん、購入や売却に伴う諸費用などもあるため、その金額がそのまま利益になるわけではありません。
それでも、その話を聞いたときは本当に悔しかったです。
「あの時、買っていれば……」
自分が購入を見送った物件を、別の業者さんがリフォームして売却したという事実は、強く印象に残りました。
ただ、今振り返っても、当時の私が同じ結果を出せたとは限りません。その業者さんには、リフォーム費用の見積もりや売却について、私にはない知識や経験があったはずです。
私自身は、物件を購入した後に必要となる費用すら、十分に把握できていませんでした。
買えなかった経験が、不動産投資の原点になった
この物件を購入できなかったことは、その後も長く心に残りました。
安い物件を紹介してもらえても、購入後のリスクを判断できなければ、実際に購入することは難しい。そして、物件を買いたいという気持ちだけでなく、購入資金をどう用意するのかという準備も必要です。
当時の私は、その両方が不足していました。
ただ、この出来事があったからこそ、不動産投資への興味が消えることはありませんでした。
今回の物件を紹介してくださった担当者さんとの関係も、その後ずっと続いていきます。
そして数年後、私は再びその担当者さんから物件を紹介していただくことになります。
今度は区分マンションではなく、1棟アパートです。
次回へ
今回は、400万円程度の区分マンションを購入できなかった経験について書きました。
次回は、私が当時どのような不安を抱え、なぜ購入を決断できなかったのかを詳しく振り返ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
不動産投資に興味はあるけれど、まだ一歩を踏み出せない方は、まずは本で基本的な考え方を学んでおくのも良いと思います。
私自身も、物件を見る力やリスクの考え方は、いきなり身についたわけではありません。
実体験だけでなく、本や先輩投資家の考え方から学ぶことで、少しずつ判断基準ができていきました。
まずは本で不動産投資の基礎を学ぶ
なお、noteではこの話をもう少し感情面・体験談寄りに書いています。
よろしければ、あわせて読んでいただけると嬉しいです。



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