【山形・羽黒山】湯殿山のリベンジへ!家族で挑んだ石段、二の坂茶屋、御朱印、温泉まで満喫した一日

家族体験記

2026年9月13日。

前日の夜はお酒を飲み、家に帰ってきたのは午前2時頃。

当然ながら翌朝はなかなか起きられず、目が覚めたのは8時過ぎでした。

朝ごはんは家で食べたものの、外を見ると仙台は雨。

「今日はどうしようかな……」

そんな感じで始まった日曜日でした。

そこでふと思い出したのが、前回家族で訪れた山形県の湯殿山。

あの時は、はだしで参拝し、祖父母の供養もできて、とても印象に残る一日になりました。

ただ、本当はその日に羽黒山まで行きたかったものの、時間の関係で断念。

それが少し心残りになっていました。

羽黒山の天気を確認すると、14時頃から雨予報。

「今から行けば、何とか間に合うんじゃない?」

前日は午前2時帰り。

朝は8時過ぎまで寝坊。

そして仙台は雨。

決して計画的とは言えないスタートですが(笑)、

「よし、今日は羽黒山に行こう!」

こうして、前回の湯殿山で行けなかった羽黒山へのリベンジが突然決まりました。

25年乗り続けている愛車で山形へ

今回も家族4人を乗せるのは、中古で購入してから25年間乗り続けている愛車。

そして先日、この車のカーナビをリニューアルしました。

考えてみれば、カーナビを新しくするのも25年ぶり。

平成8年式、走行距離24万キロオーバーの車に、新しいカーナビ。

なかなか面白い組み合わせです(笑)

せっかくなので新しくなったナビに羽黒山をセット。

長町インターから高速道路へ入り、山形方面を目指します。

ところがこの日のドライブ。

羽黒山へ着く前から、なかなか濃い出来事が続きました。

菅生付近で「パトカーの後ろに続け」

高速道路を走り、菅生付近まで来たところ。

前方に覆面パトカーの姿が見えてきました。

その後ろには白系のセダン。

覆面パトカーの後部には電子文字で、

「パトカーの後ろに続け」

の表示。

どうやら白いセダンが捕まってしまったようです。

指示どおり、覆面パトカーの後ろをおとなしく走っています。

助手席に乗っている妻は私よりずっと視力がよく、白いセダンを運転している男性の表情まで見えたようです。

「完全に『やってしまった……』って顔してる」

そして、

「おじさん、かわいそう……」

と一言。

確かに(笑)

さっきまで普通に高速道路を走っていたのに、突然前の車から、

「パトカーの後ろに続け」

と表示されたら、かなり落ち込みますよね。

そんな話をしながら、

「気をつけないとね」

と山形方面へ向かいました。

まさか、その数十分後にもう一度覆面パトカーを見ることになるとは、この時は思っていませんでした。

山形市内を越えると、時速80kmジャストの黒いセダン

山形市内を越えると、周囲を走る車が一気に少なくなりました。

ほとんど独走状態で気もちよく運転していました。

そんな中、前方に一台の黒いセダンが現れます。

速度は、

時速80kmジャスト。

妙にきれいな一定速度です。

さらにリアガラスのスモークもかなり濃い。

その車を見た瞬間、

「ん?」

なんとなく引っかかりました。

私は一定の車間距離を取りながら少し減速。

すると妻が、

「追い越さないの?」

私は、

「いや……なんか怪しいんだよね」

妻は前の車をじっと見ながら、

「私、視力いいけど警察じゃないと思うよ」

さらに、

「フィルム濃いけど、3人くらい乗ってるような気がするし。警察ってだいたい2人だよね」

確かに。

そう言われると普通の車にも見えます。

でも私は、

「そうかなぁ……。なんか怪しい気がするんだよな」

どうしても追い越す気になれませんでした。

80kmから85kmへ。「これ、わざと誘ってない?」

そんなやり取りをしていると、それまで時速80kmジャストだった黒いセダンが少しだけスピードを上げました。

おそらく85kmくらい。

私は、

「ほら、5キロ上げた」

と言うと、妻は、

「ほら。5キロくらいオーバーしたんでしょ。警察じゃないよ」

確かに一理あります。

でも私は、

「いや……これ、わざと誘ってるんじゃないか?」

完全に疑っています(笑)

「考えすぎじゃない?」

「いやぁ、なんか怪しいんだよな……」「わざと誘ってる感じがする・・・・」

そんな夫婦のやり取りを繰り返していました。

すると後方から、かなりのスピードで近づいてくる車が一台。

RVタイプのレクサスです。

体感では120kmくらい。

私たちを一気に追い越し、そのまま勢いよく黒いセダンへ近づいていきます。

そしてトンネルの中。

レクサスが黒いセダンの横あたりまで来た、その瞬間。

黒いセダンのブレーキランプが、

ピカッ。

ピカッ。

ピカッ。

数回点滅。

私は思わず、

「ほらぁぁぁ!」

(笑)

そう。

やっぱり覆面パトカーでした。

妻も、

「えっ!?本当に!?」

とびっくり。

あれだけ、

「警察じゃないと思うよ」

と言っていたので、この瞬間だけは私もちょっと得意げです(笑)

「だから怪しいって言ったでしょ」

長年運転してきた勘なのか。

単なる警戒心なのか。

それは分かりません。

でも、何も考えずに追い越さなくて本当によかった。

数十分前に菅生で見た、

「やってしまった……」

という表情のおじさん。

もし私が黒いセダンを勢いよく追い越していたら、

今度は私が同じ顔をしていたかもしれません(笑)

羽黒山のすぐ近く、ファミマで腹ごしらえ

そんな出来事もありながら、ようやく羽黒山のすぐ近くまで来ました。

ここでファミマへ。

朝ごはんは家で食べてきましたが、これから長い石段を登る前に少し腹ごしらえです。

肉まん、ハッシュドポテト、ドーナツなどを購入。

そして、ここで気になったのが、

ものすごく大きなスイカ。

「これ大きいなぁ」

と思ったものの、これから羽黒山へ行くので、この時はいったん見送りました。

このスイカ、帰りにもう一度登場します(笑)

前回行けなかった羽黒山へ

ようやく羽黒山へ到着。

前回の湯殿山では時間の関係で諦めた場所です。

朝8時過ぎまで寝ていたうえに、仙台は雨。

さらに羽黒山は14時頃から雨予報。

それでも思い切って出発して、無事にここまで来ることができました。

最初は滝や小さな神社を見ながら、五重塔へ

いよいよ羽黒山の参道へ。

スタートしてすぐは、いきなり厳しい石段が続くという感じではなく、滝を眺めたり、途中にある小さな神社を見たりしながら進んでいきます。

もちろん階段はありますが、このあたりはまだ家族みんな比較的元気(笑)

周りの景色を楽しみながら、

「いい雰囲気だね」

などと話しつつ歩いていきました。

そしてまず目指したのが五重塔。

それなりに石段を登りながらではありますが、ここまでは思っていたよりスムーズに到着。

森の中に立つ五重塔を見ると、

「ここまで来たんだな」

と気分も上がります。

ただ、この時点ではまだ、

この先に本格的な石段が待っていることを、そこまで実感していませんでした(笑)

五重塔を過ぎ、さらに先へ進んでいくと、少しずつ羽黒山の石段の厳しさを感じ始めます。

いよいよ長い石段に挑戦です。

想像以上にきつい羽黒山の石段

実際に登り始めてみると、羽黒山の石段はなかなか手強い。

一段一段の幅が狭く、足を置く場所にも気を使います。

登っているうちに脚の筋肉がだんだん疲れてくる。

それだけではなく、体力そのものが少しずつ削られていく感じです。

「まだあるの?」

と思いながら、家族で、

「頑張ろう!」

「もう少し!」

と声を掛け合いながら進みます。

ところが、そんな私たちの横を、

小さな子どもがスイスイ。

さらに、

年配のおばあさんにも追い越される(笑)

こちらは結構必死なのに、軽快に登っていく姿を見て、

「すごいなぁ……」

と感心するしかありません。

それでも家族4人で励まし合いながら、一歩ずつ進みました。

疲れていても「こんにちは」

そして羽黒山で印象に残ったのは、石段や景色だけではありません。

行きも帰りも、すれ違う人のほとんどが、

「こんにちは」

と自然に声を掛けてくれます。

もちろん私も妻も、子どもたちも、

「こんにちは」

と返します。

正直、登りの途中はかなり疲れています(笑)

それでも挨拶されたら、少し笑顔をつくって「こんにちは」と返す。

すると不思議と、また少し頑張れるような気がしました。

知らない人同士なのに自然に声を掛け合う。

街中ではなかなかない、気持ちのいいやり取りでした。

登りの中間、二の坂茶屋でひと休み

ちょうど疲れてきたところで立ち寄ったのが、

二の坂茶屋。

まずは飲み物を注文しました。

私と妻は赤しそソーダ600円を1杯ずつ。

娘は水出し珈琲550円。

息子はリンゴジュース600円。

「まずは飲み物で休憩しよう」

というつもりでした。

ところが妻。

飲み物だけでは足りなかったようで(笑)、

「餅も食べたい」

ということで追加注文。

あんこ餅2個+抹茶 960円
きなこ餅2個+抹茶 960円

家族でシェアすることにしました。

ちょうど景色のいい席が空いた!

そして餅を追加したちょうどその頃。

景色の見える良い席が空きました。

「せっかくだから、あっちに移動しよう」

と席を移動。

これが大正解でした。

頑張って石段を登ってきた後に食べるお餅。

それだけでも美味しいのに、目の前には素晴らしい景色。

美味しさと景色、どちらも最高。

赤しそソーダもさっぱりしていて、疲れた体にちょうどいい。

妻が追加した餅も、

「頼んで正解だったね」

となる美味しさでした。

最初は飲み物だけのつもりだったのに、結果的には今回の羽黒山で特に印象に残る休憩になりました。

茶屋を過ぎてから、本当の勝負

二の坂茶屋でしっかり休憩し、

「少し体力も戻ったかな」

と思ったのも束の間。

茶屋を過ぎると、今度はかなり急な石段が現れました。

しかも、これがなかなか長い。

「まだ続くの?」

と思うくらい、急な階段が続きます。

さらにこの日は暑く、家族全員汗だく。

私は普段そこまで汗をかく方ではないのですが、この日は前日のお酒の影響もあったのか、かなりの汗をかきました(笑)

茶屋で飲んだ赤しそソーダが、一気に出ていってしまうような感覚です。

子どもたちももちろん汗だく。

それでも、

「頑張ろう!」

「あと少し!」

と声を掛け合いながら、しっかり自分の足で登っていきます。

そんな姿を見ながら、

「本当に大きくなったなぁ」

と感じました。

昔なら途中で、

「疲れた」

「もう無理」

と言っていたかもしれません。

それが今では、一緒に励まし合いながら最後まで歩いている。

今回の羽黒山は、子どもたちの成長を感じた一日でもありました。

ようやく頂上へ。家族で参拝

長い石段を登り切り、ようやく頂上へ。

家族そろって参拝しました。

朝の時点では、

「今日どうする?」

というところから始まった一日。

それが気がつけば、家族4人で羽黒山の頂上に立っています。

思い切って来てよかった。

素直にそう思いました。

そして参拝後には、御朱印もいただきました。

御朱印代は500円。

我が家では神社巡りの記録として御朱印をいただいていますが、あとから御朱印帳を開いた時、その日の出来事まで一緒に思い出せるのがいいところです。

今回なら、

「覆面パトカーの時だ(笑)」

「みんな汗だくだったよね」

そんなことまで思い出しそうです。

帰り道、妻の一言で「文字や絵のある石段」探し

参拝と御朱印を終え、今度は来た石段を下ります。

すると妻が、

「来る時、階段に文字とか絵が書いてあるのあったよね?」

と一言。

登る時は、とにかく上ることに必死。

ゆっくり見る余裕もありませんでした。

帰りは少し余裕もあるので、

「どこにある?」

「これかな?」

と家族みんなで足元を見ながら探してみることに。

文字や絵の刻まれた石段を見つけると願いが叶うらしいよ。

ほんとに? うそでしょ? そんな会話をしながら下っていきました。

登りは体力勝負。

帰りはちょっとした宝探し(笑)

同じ石段でも、行きと帰りでは全く違う楽しみ方ができました。

最後まで感じた、人のあたたかさ

帰りも、すれ違う人とは、

「こんにちは」

と自然に挨拶を交わします。

もちろん疲れています。

それでも挨拶されたら、少し笑顔をつくって返す。

こういう時間が、なんだかとても心地よく感じました。

そして長い石段を下り終え、家族全員かなりへとへとになっていた時のこと。

鳥居の前に座っていたおじさんが私たちを見て、

「お疲れさん。頑張ったね」

と声を掛けてくれました。

たった一言です。

でも疲れていたこともあって、その言葉がとても温かく感じました。

知らない人同士でも挨拶を交わし、最後にはこんな言葉まで掛けてもらえる。

羽黒山で感じたのは、歴史や自然だけではありません。

そこを訪れる人たちのあたたかさも、この場所の魅力なんだな。

そんなことを感じました。

この日の歩数は16,042歩!

そしてこの日の歩数を確認してみると、

16,042歩。

距離にすると10.2km。

歩いた時間は2時間23分。

消費カロリーは608.5kcalでした。

普段の7日平均が6,670歩なので、この日はいつもの倍以上。

そりゃあ疲れるわけです(笑)

しかも羽黒山は、平地を10km歩くのとは違います。

幅の狭い石段を登って、また下る。

特に二の坂茶屋を過ぎてからの急な石段は、なかなかのもの。

この数字を見ると改めて、

「よく歩いたなぁ」

と思います。

Screenshot

帰りにファミマへ再び。狙いはあのスイカ

無事に羽黒山を下り、車へ。

そして帰り道、行きに立ち寄ったファミマへもう一度寄りました。

目的はもちろん、

あの大きなスイカ(笑)

まだありました。

改めて見ると、本当に大きい。

外側には白い傷のようなものがあり、おそらくそれが安い理由なのかな?と思いました。

いわゆるC級品なのかもしれません。

それでも、しっかり尾花沢のステッカーが貼られています。

この大きさなら、仙台で買えば1玉3,500~4,000円くらいしてもおかしくないのでは?

と思うほど。

それが、

特大サイズ2玉で2,700円。

これは買うしかありません(笑)

2玉購入しました。

とにかく大きい。

そして重い(笑)

車まで運ぶのもなかなか大変でしたが、このサイズでこの値段なら大満足。

行きに見つけて気になっていたスイカを、帰りにしっかり回収できました。

最後は寒河江花咲か温泉 ゆ〜チェリーへ

スイカを車に積み込み、その後に向かったのが、

寒河江花咲か温泉 ゆ〜チェリー。

羽黒山の石段を登って、また下って。

この日の歩数は16,042歩。

さすがに脚も体もかなり疲れていました。

そんな一日の最後に温泉。

これはもう最高です(笑)

ゆ〜チェリーの嬉しいところは、源泉かけ流しの温泉を3種類楽しめること。

一つのお風呂に入って終わりではなく、それぞれ違ったお湯を楽しめます。

「次はこっちに入ってみよう」

と、ちょっとした温泉巡りのような感覚です。

しかも料金は、

大人400円×3人、子ども200円×1人。

家族4人でも1,400円。

源泉かけ流しの温泉を3種類楽しめて、この料金。

かなり安いと思います。

羽黒山で疲れた脚を温泉でゆっくり休ませながら、3種類のお湯を楽しむ。

歩いた後だからこそ、余計に気持ちよく感じました。

安い、気持ちいい、3種類の源泉かけ流し。

家族みんな大満足。

今回の羽黒山ドライブでは、

「最後にここへ寄って正解だった」

と思える、満足度の高い温泉でした。

今回かかった費用

最後に、今回の羽黒山日帰り旅でかかった費用を備忘録としてまとめておきます。

項目金額
高速道路代(往復・長町IC~庄内あさひIC)約4,760円
参拝協力金 500円×31,500円
御朱印500円
二の坂茶屋4,270円
スイカ2玉2,700円
寒河江花咲か温泉 ゆ〜チェリー1,400円
合計15,130円

※ガソリン代とファミマでの飲食代は別途です。

羽黒山リベンジを終えて

前回の湯殿山では行けなかった羽黒山。

今回は無事に家族で参拝することができました。

石段は想像以上にきつく、家族全員汗だく。

それでも声を掛け合いながら最後まで歩く子どもたちを見て、成長も感じることができました。

そして、すれ違う人との「こんにちは」。

最後に掛けてもらった、

「お疲れさん。頑張ったね」

という一言。

羽黒山は、参拝や景色だけではなく、人のあたたかさまで印象に残る場所でした。

そして、あとになって気づいたのですが――

14時頃から雨予報だったのに、夕方に下山するまで結局雨は降りませんでした。

仙台を出る時は雨だったのに、羽黒山では最後まで持ってくれた。

これはもう……

日頃の行いかな(笑)

この日の歩数は16,042歩。

本当によく歩きました。

決して計画どおりに始まった一日ではありませんでしたが、思い切って出かけて正解。

また一つ、家族で忘れたくない思い出が増えました。

お金では買えない大切な思い出という資産、これからもすこしずつ積み上げていけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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