株式投資を続けていると、じっくり調べて購入した銘柄が思うように上昇しない一方、何気なく購入した銘柄が予想以上の結果を出すことがあります。
今回紹介するインフロニア・ホールディングス(5076)は、まさにそんな銘柄です。

2025年2月、YouTubeで偶然知ったことをきっかけに100株を購入しました。当時は高い配当利回りと事業内容に魅力を感じていただけで、株価が2倍以上になるとは想像もしていませんでした。
購入から約1年4か月が経過した2026年6月、株価は2,566円まで上昇。取得単価1,152円に対して、含み益は14万円を超えました。
今回は購入当時の判断を振り返りながら、その後の株価や配当の変化、今後の保有方針について紹介します。
インフロニアHDとは?
インフロニア・ホールディングスは、前田建設工業や前田道路などを傘下に持つ、社会インフラ関連の企業グループです。
道路や橋梁、建築物の建設に加え、インフラの維持管理や運営、再生可能エネルギーなどにも事業を展開しています。
日本では高度経済成長期に整備された道路や橋梁などの老朽化が進んでおり、今後も更新や維持管理の需要が見込まれます。
景気変動や建設コストの上昇といったリスクはありますが、社会生活に欠かせないインフラを支える事業には、長期的な魅力があると感じています。
購入のきっかけはYouTube
2025年2月19日、私はインフロニアHDを1株1,152円で100株購入しました。
当時、YouTubeで偶然見かけたことが興味を持つきっかけでした。
購入時の記録は次のとおりです。
| 項目 | 購入時の内容 |
|---|---|
| 購入日 | 2025年2月19日 |
| 取得単価 | 1,152円 |
| 購入株数 | 100株 |
| 投資金額 | 115,200円 |
| 当時の予想年間配当 | 60円 |
| 予想配当利回り | 約5.21% |
当時は株価が低迷していたものの、予想配当利回りは5%を超えていました。
私が購入を決めた理由は、高い配当利回りに加えて、インフラ関連事業への期待と、保有銘柄に建設セクターが少なかったことです。
ちょうど100株を購入できる程度の余剰資金もあり、「まずは100株だけ買ってみよう」という軽い気持ちで購入しました。
いわゆる、私の「優良割安株欲しい病」です(笑)。
普段から高配当株を中心に投資していますが、こうした打診買いも時々あります。
2026年6月、株価は2倍以上に!
購入から約1年4か月が経過した2026年6月、久しぶりに株価を確認して驚きました。
なんと、2,566円まで上昇していたのです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 取得単価 | 1,152円 |
| 2026年6月時点の株価 | 2,566円 |
| 取得金額(100株) | 115,200円 |
| 評価額(100株) | 256,600円 |
| 評価益 | +141,400円 |
| 株価上昇率 | 約122.7% |
11万円ほどの投資が25万円を超える評価額となり、株価は購入時の2倍以上に成長しました。
もちろん、あくまで含み益であり、売却して初めて確定する利益です。それでも、想像していなかった結果に素直にうれしくなりました。
高配当株を購入する際、私が最も重視しているのは、安定した配当を受け取りながら長期保有できるかどうかです。
今回は配当目的で購入した銘柄が、値上がり益の面でも大きく貢献してくれました。
配当金も大幅に増加
株価の上昇だけでなく、配当が増えたことも今回の投資でうれしかった点です。
購入当時の年間予想配当は1株60円でしたが、2026年3月期の年間配当は120円となりました。さらに、2027年3月期は132円の年間配当が予想されています。
| 決算期 | 1株当たり年間配当 |
|---|---|
| 2025年3月期 | 60円 |
| 2026年3月期 | 120円 |
| 2027年3月期 | 132円(予想) |
2027年3月期の予想配当132円が実現すれば、100株で年間13,200円。購入価格115,200円に対する利回りは約11.46%になります。
取得時の予想利回り約5.21%と比べると、大きな変化です。
ただし、2026年3月期の配当には特別配当が含まれており、今後も同じ水準の配当が保証されているわけではありません。
私としては、目先の株価上昇以上に、長期的に配当を維持・成長させられる企業であってほしいと期待しています。
2026年10月、増資を発表。今後の影響は?
順調に株価が上昇してきたインフロニアHDですが、2026年10月には公募増資と株式売出しが発表されました。
同社は近年、企業買収などを通じて事業規模を拡大しており、今回の増資によって調達する資金は、短期借入金の返済に充てる予定です。
借入金の返済が進めば財務面での改善が期待できる一方、新株の発行によって既存株主の持分が希薄化するという懸念もあります。
私自身、増資という言葉にはあまり良い印象を持っていません。しかし、今回の資金調達が今後の事業成長につながるのであれば、一概に悪い材料とも言い切れません。
重要なのは、拡大した事業規模に見合う利益を継続して生み出せるかどうかだと思います。
今後の投資方針|100株を長期保有
今回のインフロニアHDは、比較的軽い気持ちで購入した銘柄が大きく成長した例となりました。
一方、株価が2倍になったからといって、今後も同じペースで上昇するとは考えていません。
事業拡大による成長には期待していますが、増資の影響や財務状況、今後の配当方針については継続して確認する必要があります。
現時点では追加購入を急がず、保有している100株を長期的に見守りたいと考えています。
私の投資スタイルは、基本的に割安だと思える高配当株を購入し、配当を受け取りながらじっくり保有することです。
今回のような値上がりはうれしい誤算ですが、これからも購入時の利回りや事業内容を大切にしていきたいと思います。
まとめ|何気ない100株が教えてくれたこと
YouTubeで偶然知り、配当利回りの高さに魅力を感じて購入したインフロニアHD。
わずか100株の投資でしたが、購入から約1年4か月で株価は2倍を超え、配当も大きく増加しました。
長年株式投資を続けていても、こうした結果を事前に予測することは難しいものです。今回も最初から大幅な値上がりを見込んでいたわけではなく、あくまで高配当株として魅力を感じての購入でした。
今後は企業の成長と配当の継続性を確認しながら、保有を続けたいと思います。
5年後、10年後、この100株がどのような結果になっているのか。楽しみがまた一つ増えました。
※2026年6月時点の株価・評価損益と、2026年10月までに公表された業績・配当・増資情報をもとに作成しています。投資には元本割れや減配などのリスクがあります。売買の推奨を目的とするものではありません。
最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました!



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